スポーツで発症する腰痛 予防するには
これは、スポーツ動作における負担やストレスが、「体の要」である腰に集中しやすいからです。
スポーツ活動中に頻繁に見られる、ジャンプ動作での腰椎椎間板にかかる圧迫力は、上半身の重さの6倍に達することもあります。
さらに腰の曲げ伸ばし、捻転といった動作を素早く、競技によっては外部からの圧迫を受けながら行うため、腰への負担はさらに大きくなります。
スポーツ活動から生じる腰痛の最も大きな原因は、疲労の蓄積です。
なので、まずは疲労を抜いてやる必要があります。
栄養と睡眠・休養を十分とり、同時に血流も促して疲労回復につとめます。
そして、体の柔軟性をもういちどチェックします。
硬い体はそれだけで腰痛の原因になります。
筋力と、そのバランスへの注意も必要です。
スポーツをやっているからには、筋トレに抵抗のある人は少ないでしょう。
普段から鍛えていると考えられますが、鍛えるバランスはどうでしょうか。
体の前面ばかりトレーニングしている、といったことはありませんか。
筋力のバランスが崩れても、腰痛は発症します。
ただし、症状によっては腹筋・背筋を行うと悪化する場合もあるので注意して下さい。
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